恒例の開山忌が執り行われました

本堂中央祭壇に飾られた開山祖師の頂相
本堂中央祭壇に飾られた開山祖師の頂相

当山開山毎歳忌法会は、平成26年9月10日(水)午前10時から、檀信徒はじめ味道会,空心会や縁者の方々も多数出席して賑やかな法会となりました。

禅寺では、本尊同様に重要視される開山祖師龍淵禅師の頂相(ちんそう)が本堂祭壇中央に飾られ、新しく作られた恭堂禅師のそれも脇に掛けられた。生前教えを受けた関係者には、とりわけ師の顔姿が偲ばれ、懐かしい思い出となりました。聴けば頂相の賛は、禅師の師であり当山と大変関わりの深い妙心寺派管長西方擔雪老師によるものだそうだ。

東福寺派の禅寺・如意寺の住職峰山隆行師による記念講話「生佛」が始まった。師は臨済僧としてどういう生き方をすればいいかを考える。論語の「本立而道生」を旨として、死佛より生佛となれという。死んで仏となる「死佛」ではなく、「生佛」即ち生きて良き人間、完成された人こそを目指して努力、修行をすることであると話した。

引き続き厳粛に行われた法会も終わり、全員和やかに斎座に就く。本堂座敷を取り囲むように円座になって、質素だが心のこもった当山特製の精進料理を味わった。

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