盂蘭盆山門大施餓鬼を厳修

あの甚大な被害となった西日本豪雨からまる一か月、未だ被災者は生活再建の見通しすら立っていない現状ですが、謹んでお見舞い申し上げると共に改めて一刻も早い復旧・復興を心からお祈り申し上げます。

さて、平成30年8月6日(月曜日)午前10時より『山門大施餓鬼会』が執り行われました。梅雨明けの豪雨に続いて記録的な猛暑は今月に入っても勢いは衰えず、出席者全員が全身汗びっしょりでお詣りをされました。

本堂の南側に設けられた施餓鬼棚に『三界万霊碑』や新盆の戒名を記した位牌を置き、浄水や食物を供え、五如来の施餓鬼幡立てて法要を営む。先祖供養はもとより、三界即ち過去、現在、未来にわたって、この世の生きとし生けるもの全ての霊をこの塔に宿らせてお祈りするのが習わしとなっています。

自然災害の多い日本は、災害と共生している国であるとも言われています。災害を受け止め、共存を誓い、豪雨や熱中症で亡くなられた多くの精霊に回向し供養する機会ともなったのではないかと思います。

八月初日から体温越えの危険な暑さに見舞われた日本列島。立秋を迎えたとはいえまだ夏本番、全国各地で35度超えの猛暑日が記録されています。会員各位におかれましてもくれぐれもご自愛されますようお祈りいたします。

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