秋雨前線の影響下の開山忌

記録的な猛暑や豪雨の7月、更に猛暑日に加え過去最多に迫るペースで発生し次々と日本列島を襲った台風と豪雨の8月、今夏は異常気象の連続でした。例年太平洋高気圧が弱まる9月に入っても残暑日の予測と台風接近が心配されますが、皆様如何お過ごしですか。

平成30年9月10日(月曜日)、恒例の開山忌は、前日から秋雨前線に湿った空気をもたらしたし大雨の恐れもある中、味道会や空心会の方々も含め多数の出席者を得て執り行われました。

午前10時からの法話は、『少し変わったお話』と題して地蔵院住職湯浅大忠師が担当されました。仏陀や座禅体験など研修で来院する児童との関わりのなか、自分を見つめるという視点から、逞しく成長していく子供たちの姿について興味深いお話が聞かれました。

午前11時から恒例の法要が厳粛に営まれた後、午前12時から全員斎座に着き当院謹製の精進料理が振る舞われました。

斎座が終わる午後1時過ぎには、雨も上がり、青空も少しのぞかせ、秋蝉や法師蝉の鳴き声も聞かれましたが,秋はすぐ近くに感じずにはいられません。夏のような暑さはまだまだ続くようですが、開山堂の横の雨露に打たれたまだ若い尾花の穂が白く光り,少し重たげながらも涼しげに揺れていたのが大変印象的でした。

大圓山 徳光院

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